オーナーになるならハーレー?それとも国産バイク?

ハーレーのエンジンとその歴史

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ハーレーが搭載するエンジンは、これまでに幾度も改良が重ねられ、モデルチェンジが実施されてきました。好みのタイプはオーナーごとに異なり、特定のエンジンが搭載された年式のハーレーだけを探し求める人は少なくありません。

フラットヘッドは最初に搭載されたもので、サイドバルブを採用、1929年から1974年まで生産されました。バルブをシリンダーの横に配置し、シンプルな構造から製造が容易な反面、燃焼効率が悪く故障が多いという難点がありました。

続くナックルヘッドは、1936年から1947年まで生産され、OHV方式が採用されています。バルブはシリンダーの上に配置、パワーが向上したほか故障が低下するなど、品質の向上が見られました。

その後、パンヘッドやショベルヘッド、エボリューションといった時代を彩る個性的なタイプが開発され、2007年には最新式のツインカム型TC96が誕生、排気量をアップし低回転走行や快適な走行を実現しています。